コラーゲンの種類
コラーゲンの種類
コラーゲンは、現在、約30種類の異なるポリペプチド鎖の組み合わせにより、
T型、U型というように19種類の型が存在しています。
中でも、美容や健康に効果的なコラーゲンとして、「1型」と「2型」のコラーゲンがあります。
体の多く存在するのが、「1型」のコラーゲンです。
「1型」のコラーゲンは主に肌や内蔵、血管、骨にあり、組織や器官を正常に保ちます。
また、「1型」のコラーゲンは、皮膚のコラーゲンの約90%を占めます
美肌や健康の為には、「1型」のコラーゲンを積極的に摂取しましょう。
ちなみに、サプリメントとして多く出回っているのは「1型」のコラーゲンです。
この「1型」のコラーゲンと少し違う働きを持っているのが「2型」のコラーゲンです。
「2型」のコラーゲンは、軟骨を形成するコラーゲンです。
この「2型」のコラーゲンを構成するアミノ酸には、
水分が多く含まれており、年齢を経ると「2型」のコラーゲンは減少していきます。
すると、軟骨の摩耗の原因となり、各関節の関節痛を引き起こしてしまいます。
また、サプリメントでは、活性「2型」のコラーゲンというものあります。
これは、特殊な加工により、コラーゲンの性質を変質させないようにしています。
そうすることで、コラーゲンをそのままの状態で体に取り込むことができ、
直接的に、すばやく関節に届けることができます。
そのため、関節痛を予防・改善治したい方は、
「2型」のコラーゲンの中でも、「活性2型」のコラーゲンを摂取しましょう。
◆各型のコラーゲンの役割
・I型コラーゲン
体内に最も大量に存在するコラーゲンで
骨や皮膚を形成、弾力性を持たせる働きがある。
・II型コラーゲン
関節・軟骨に主に含まれているコラーゲンで
眼の角膜、硝子体の成分でもある。
・III型コラーゲン
臓器に主に含まれているコラーゲンで細い線維で、組織に柔軟性を与える。
・IV型コラーゲン
皮膚の表皮と真皮をつなぎとめる働きがある。
・V型コラーゲン
血管、平滑筋、胎盤に主に含まれている。